フライフィッシングを始めるためのツール類

フライフィッシング入門

 

さて、実際にフライフィッシングをすることについてお話ししていきましょう。
まずは釣に行く場所の選定ですが、ここで知っておかなければならないのは、いい加減に魚を放流しているような川へ行っても釣れないということです。

 

従って、釣に行く前の釣り場ガイド等の情報についてはしっかり下調べをするようにしなければなりません。釣り場ガイドなどもたくさん出ていて、最新の本もありますが、殆どが過去のデータの再編集となっているので、こうしたガイド本などは参考程度に留めておいた方がいいでしょう。

 

それよりも確実なのは、「漁協が作成している案内図」で、これは現地で入漁券を買うと貰えるものです。この案内図を手に入れるだけでも入漁券を買う価値がある位で、多くの釣り師の必携品となっています。

 

現場での服装については、高級なものではなくても構いませんが、「ナイロン+ポリエステル」のズボンが汗や水を吸わないので快適だと思います。シャツも化学繊維の長袖が適していて釣り用のものなら更にいいでしょう。

 

特に上流部まで行こうとする人の場合は長袖が必須で、草木の刺、毒虫、突き出た枝などから身体を守るのがその理由です。

 

さて釣り場では入漁券(遊魚券)が必要で、入漁券には一日限りの「日釣り券」、一年(解禁期間)を通じて使える「年券」など種類があり、漁協ではそこの組合員になると年券の割引販売などもあります。

 

現状の日本の渓流では入漁料を取らないような場所にまず渓魚はいません。放流してあるポイントで入漁料を取る漁協はそれだけ放流に力を入れているわけで、これが場所選びのポイントになります。

 


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